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膀胱炎の検査

  • 膀胱炎の検査

尿検査

膀胱炎

排尿の回数が多い、排尿時に尿道の痛みが生じるなどの症状で、新宿がご勤務先にされている方を中心に当院泌尿器科を受診されます。
はじめに、尿検査を事前に行いつつ、いつからどういった症状があるか、どういった環境でお過ごしかなど問診させていただきます。
尿検査では患者様には尿を10ml以上とっていただき、尿定性検査で調べてます。

尿定性検査

検査用のテープに尿を浸して尿の中にある成分やその量を調べていきます。
調べられる成分はpH(ペーハー)、比重、蛋白、糖、潜血、白血球、ケトン体、ウロビリノゲン、ビリルビン、亜硝酸塩、色、混濁です。
そのうち膀胱炎の診断に最も寄与するものが、白血球、潜血反応です。
膀胱炎のほとんどは細菌が膀胱の粘膜に付着し、炎症を起こしていくために起こります。

細菌に対して免疫機能が活発に活躍するため、白血球が増えます。
潜血反応では、細菌や炎症によって粘膜が痛めつけられるので、血液が含まれる可能性が出てきます。尿を目で見て明らかに血が混じっている場合もあります。

尿細菌培養検査

細菌の多くは大腸菌です。女性に多い膀胱炎ですが、尿道口と肛門が近いため大腸菌が侵入しやすくなります。他にはどこにでも常在している黄色ブドウ球菌や、クラミジアなどが原因菌となることがあります。

治療薬として多くは抗生物質が使用されます。しかし抗生物質ならどんな感染症にも薬効を示すというものではないため、薬剤感受性といって、細菌を特定してそれに勝てる治療薬を選択しなければなりません。その治療薬の決定材料にもなります。

細菌は育成する場所と時間といったようにいくつかの条件が必要です。そのためには、検査会社に尿の検体を送り、培養検査や薬剤感受性検査をおこないます。検査結果がでるまで3~4日程度かかります。
通常は処方された抗生物質を飲むと数日で治ることが多いのですが、治りが悪い場合は再度受診していただき、薬剤感受性の結果を元に薬を変更します。

新宿にお住まいの方やお勤めの方、新宿駅を経由する方など、立地条件の良い当院泌尿器科をご利用いただいております。