新宿西口徒歩1分、新宿駅前クリニック・泌尿器科が監修しています

(新宿区西新宿1-12-11山銀ビル5F)

男性のコンジローマ

  • 男性のコンジローマ

尖圭コンジローマという病気は性感染症のなかでも比較的ありふれた疾患です。ヒトパピローマウイルスの感染で起こることが知られていて、男女ともに生殖器の周囲にイボのような小さな突起が多発する疾患です。外科的な処置や薬によって治療することができるのですが、再発しやすくどのように対処をするのか難しいのが特徴です。

放置しておくとこんなことになる可能性があります

コンジローマ

尖圭コンジローマは性器や肛門の周囲にカリフラワー状のイボができる疾患です。原因となっているヒトパピローマウイルスは子宮頸がんを引き起こすタイプとは異なるタイプのヒトパピローマウイルスで、性行為を通じて感染することがあります。治療には外科的な切除を行うことが一般的ですが、治療後にも25%の方が再発を繰り返してしまうので外科的な切除を行ったのちにも継続的に治療を行う必要があります。

市販薬などの自己診断はこんな危険性があります

尖圭コンジローマを引き起こすウイルスを治療する薬は市販されていません。このため尖圭コンジローマが見つかってから独断で薬を探しても治療することができません。外科的な治療を行ってからしっかりと治療薬である軟膏を塗布することで以前よりも高確率に再発を防ぐことができるようになってきました。この薬は使用法を含め医師の適切な指導が必須の薬で、イボができなくなるまで継続して経過観察を続けながら治療を続ける必要があります。

ウイルスの感染症は非常に直すのに時間がかかり、長期間経過をたどって治療を行うには医師のサポートが必要になります。尖圭コンジローマはパートナーにも感染を拡大させてしまうので、早期発見、早期治療ができるように心がけましょう。