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排尿時の痛み

  • 排尿時の痛み

排尿時の痛みは尿道の感染症や尿路の異常の代表的な症状です。尿道の感染症の中には一般的な細菌による尿道炎以外に、性行為感染症の原因細菌が引き起こす感染症もあり、実は排尿時の痛みには特段の注意を払う必要があるのです。性行為感染症による尿道炎は時に不妊症の原因になったり、自分のパートナーに感染させてしまう原因になります。排尿時に痛みを感じた場合には必ず病院で適切な診断・治療を受ける様にしましょう。

放置しておくとこんなことになる可能性があります

ステロイド

排尿時に痛みを伴う疾患の代表例は以下の様な疾患です。

・ 淋病
・ クラミジア感染症
・ 尿道結石

淋病やクラミジア感染症はうみが出てくる事が特徴で、排尿時に強い痛みを感じる事があります。どちらの疾患も性行為によって感染を拡大する疾患として知られているので、自分だけでなくパートナーの治療を行う事も必要になります。

尿道結石は腎臓でできた小さい結石が尿道を通過する際に起こる痛みで、排尿時に非常に強い痛みを引き起こす事で知られています。感染性はなく、結石が無くなってしまえば痛みは消失するのですが、腎臓から膀胱に至るまでの間に結石が残っている事があるので検査と治療が必要になります。

市販薬などの自己診断はこんな危険性があります

排尿時に痛みが出ている場合に独断で治療を試みてもうまく回復する事はありません。痛みの原因を検査し、どの様な原因で痛みが起こっているのか把握しなければうまく治療を進める事ができないので必ず病院での診断が必要になります。

治療に用いる薬の選択も非常に難しく、原因に応じて様々な薬を選び使い分けなくてはなりません。このため、独断で治療を進め、薬を服用してもうまく治るという保証はないのです。もちろん症状を緩和するために痛み止めを服用すれば痛みは治るのですが、原因の解決に至ってはおらず、病気が再発する可能性が非常に高いといえます。性感染症などは感染拡大の危険もあるので、早期の治療を受ける様に心がけましょう。